買取できなくなった冷蔵庫はどのくらい使用できる?
先日近所のリサイクルショップを利用した際に、家の冷蔵庫を買取に出した場合にどのくらいの値段になるか尋ねました。 すると、現物を見てみないとはっきりしたことは言えないけれども、そのとき分かっている範囲で冷蔵庫の使用年数や概要を伝えると、買取できるかできないかのギリギリのところで、買取できても思っていたよりもかなり低い値段を提示されてしまいました。 店員さんにはあと1〜2年すると買取はできなくなると言われてしまい、現在他の買取店で買取をしてもらおうかどうか悩んでいるのですが、冷蔵庫の寿命はどのくらいなのでしょうか? それと、冷蔵庫の寿命が近づいているサインみたいなものがあれば、それも併せて教えてほしいです。 |
冷蔵庫の平均寿命は9年と言われています
冷蔵庫の平均寿命は、基本的に9年と言われています。その理由は、電化製品の「補修用性能部品の最低保有期間」によるものです。 補修用性能部品の最低保有期間というのは、電化製品が使用できない状態になったときに、修理をするための必要部品をメーカーが保有しなければならない期間のことです。しかし実際には、9年以上普通に使用されている冷蔵庫はたくさんあり、20年程度故障しないものもたくさんあるようです。 寿命が9年とされていることから、買取店はできるだけ寿命から遠い新しい冷蔵庫を買取していて、一般的には買取可能な冷蔵庫は製造年から5年以内とされています。 メーカーや商品によっても異なりますが、5年を超える冷蔵庫には買取価格がつかなくなる可能性が高いので、冷蔵庫の買い替えを考えているなら早めに行動に移すことをおすすめします。 冷蔵庫には家電リサイクル法によって、買取できない場合はリサイクル料金が発生してしまうため、値段がつくうちに買取に出した方が良いと思います。 冷蔵庫がしっかり冷えなくなった、冷凍機能が低下していると感じたら冷蔵庫の寿命が近づいているサインです。冷蔵庫の温度を一定に保っているのはコンプレッサーと呼ばれる部分で、これが冷蔵庫の中心部分であるため、寿命が近づいてくるとどうしても冷やす能力が低下してきます。 その他にも、冷蔵庫から今まで聞いたことがない異音がし出したり、水漏れが起きるようになったりすると寿命はすぐそこにきていると考えた方が良いと思います。特に冷蔵庫からの水漏れに気づかないで放置してしまうと、床を腐らせて大変なことになってしまうケースもあります。 |